こんにちは!たかすぎ(@techbaum2020)です。
今回から自炊について何回かに分けて記事を書いてみようと思います!
4月から新たに高校生・大学生・社会人になるのを機に自炊してみようと思っている方は是非ご覧ください。
目次
そもそも自炊って何?
ザックリ言うと紙の本を断裁して、画像データやPDFなどに変換することです
僕もこの言葉を初めて聞いた時、「自炊ってなんなんだ?」と思いました。
調べてみるとこの言葉は「自分でデータを吸い出す」→「自吸」→「自炊」のようにできた言葉らしいです(「字を吸い出す」が由来だとする説もあるそうです)
データを吸い出してiPadなどのタブレットに入れることによって、いつでもどこでも本が読めるということですね。
では、本を自炊するメリット・デメリットを詳しく紹介していきたいと思います。
本を自炊する上で木になるメリットとデメリットとは?
以下では実際に僕が自炊してみて感じたメリットとデメリットを挙げてみようと思います。
自炊のメリット
- iPadにデータを入れれば何冊でも持ち運べる
- 本を置いていたスペースがスッキリする
- 本の活用の幅が広がる
まず第一のメリットは何冊もの本を一度に大量に持ち運べることでしょう。
僕は予備校に通っていた頃、10冊ほどあるテキストや参考書をバックに詰め込んで持ち歩き、家に帰っては入れ替えていました。そのせいで毎日肩が痛かったのを覚えています。大学の教科書を自炊してほとんどデータ化した今ではそんなことはありません。
第二のメリットは、裁断した本を処分したことで部屋がかなりスッキリすることです。裁断した後だとはいえ、そのまま処分してしまうのももったいない気がしましたが、
そして第三のメリット、これが最大のメリットといってもいいかもしれません。それは、本を紙媒体として扱う場合よりもいろんな活用ができるということです。
どういうことか説明すると、自炊したPDFを扱うアプリにも様々な種類があり、タブレットにおいて”どのアプリを使って自炊した本のデータを扱うか”によって活用の仕方が変わってきます。
例えば僕の場合、語学の勉強をするときは辞書アプリとPDFアプリを同時に起動しておいて、わからない単語があればすぐに辞書アプリでその単語を引けるようにしています。
この方法は以下の方法で解説しています。

自分の用途や目的に合わせてアプリを選ぶことで、紙の本では出来なかったことがいくらでもできるようになるのです。
自炊のデメリット
- お金がかかる
- 時間がかかる
これをデメリットと言うべきなのかわかりませんが、自炊には多少のお金がかかります。
まず本を断裁するのにかかるお金について、これは次の2通りに分かれます
- 裁断機を購入して自分でやる場合
- 裁断代行サービスを利用する場合
1の場合、ちゃんとした裁断機を買おうとすると2〜3万円かかります。それにこのような裁断機は重量もあり置く場所も取りますし、小さいお子さんがいる家庭には危険ですのでオススメはできません
2の場合、裁断冊数と利用する裁断業者もよりますが数千円ほどかかります。ちなみに僕は裁断代行サービスを利用して、60冊裁断するのに裁断料+送料で5000円ほどかかりました。
次に、データ化にかかる時間について裁断機を使って自分で本を切る場合、何十冊も自炊しようとするとかなりの時間がかかるはずです。代行サービスを利用する場合も箱に詰めて発送するのに手間がかかります。
また、スキャンするのも一筋縄ではいきません。本の背の部分のノリが残ったままでスキャンしてしまいページが巻き込まれたりすることも多々ありますし、OCR(光学的文字認識)をかけるのにも時間がかかります。
しかし、自炊を実際にしてみて僕は、時間とお金は少しかかったけどやって良かった!と思いました。
それは、かかったコストに見合うどころかそれ以上の便利さが手に入ったからです
この記事が皆さんの自炊の後押しとなれば幸いです